シロッピーな少しトロっとした舌ざわり、ベリー系の酸味と甘み、少しバラのような香りも感じられる爽やかなコーヒーです。 生産国：ルワンダ エリア：ルシャシ 農　園：Rushashi Coffee Washing Station 品　種：Jackson, Bourbon 精　製：ハニープロセス 焙煎度：浅煎り～中煎り 内容量：100g 賞味期限：焙煎日から2か月 Abakundakawa は1999年に小さな農家組合としてスタートし、2007 年に協同組合として認定されました。それ以来、Abakundakawa は比較的短期間で、2000 人以上の組合員が参加する先進的な事業に成長し、コーヒー生産者がいかにスペシャルティ市場を売り手市場に変えることができるかを示す好例となりました。Abakundakawa の基準はとても高く、現地に訪問した際私たちも驚かされました。現場で焙煎やサンプルカップを作るための設備を持ち、あらゆる有機加工方法を採用しており（有機認証を目指しています）、経理の透明性が高く、近年ではルワンダ政府や開発機関、特にSNV（This Side Upのルワンダにおける信頼できる開発パートナー）から技術やリーダーシップのトレーニングを受けています。加工に関しては、特に長時間の発酵プロセスを採用しており、近隣のいくつかの協同組合で採用されており、この方法で精製された豆は2010年のルワンダCOEで３位を獲得しています。また Abakundakawa は、ルワンダの農村社会が過去の悲惨さに希望をもって立ち向かおうとしていることを示すいい例でもあります。大量虐殺が起こっていた間、ルワンダの女性の多くは夫を失い、自分の子供だけでなく、多くの孤児の世話をすることを余儀なくされました。そのような女性たちは、女性の社会進出促進のための特別な組織を立ち上げましたが、近年では「女性が生産した」というブランドに市場価値があることを知り、自分たちのコーヒーをプレミアム価格で販売するようになりました。このことが、伝統的な家庭（夫のいる家庭）の間で、コーヒーの木の所有権についての議論に一石を投じています。ルワンダの小さな農家では、コーヒーの木は男性が所有していいますが、女性に付加価値が生まれれば、その所有権の一部を女性に譲ることで経済的な利益を得ることができます。このような発展は、ルワンダの女性の解放と社会での地位向上に、少しずつではあるが着実に貢献しています。 Abakundakawa は、非常に成功した2つの女性組織を支援することで、その存在を際立たせています。Duhingekawa と Abanyameraka という組織は、生協の1961人の組合員のうち、740人の女性のほとんどが地域社会における女性の地位向上のために活動しています。