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豆のまま
¥870
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細挽き(水出し)
¥870
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中挽き(ハンドドリップ)
¥870
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粗挽き(フレンチプレス)
¥870
チェリーやブラッドオレンジ、アプリコットなどのフレーバーと共に、スパイシーなアロマが重なり、複雑でエキゾチックなキャラクターに感じます。また、ビターチョコレートのような程よい苦みを伴う甘さもアクセントとなり、カップを通して感じられる野性味に、このコーヒーの個性を感じました。
生産国:ホンジュラス
エリア:ラ・パス県チャギーテ
農 園:エル・モナルカ農園
品 種:IH90
精 製:ウォッシュド
賞味期限:焙煎日から2か月
モナルカ農園の位置するチャギーテ地区は、ラパス県北端、サンチアゴプリングラを北上した秘境地で、コマヤグア県との県境にそびえる2200mを超えるモンテシージョ山脈の尾根にある集落です。元々は豆やトウモロコシの生産、そして牧草地などでしたが、近年になってコーヒーの生産が本格的に行われています。6-7年前は何もありませんでしたが、スペシャルティコーヒーを生産するプロジェクトがあり、この地でコーヒー生産が始まりました。
夜間は12℃まで冷え込み、標高の高い1800-2000m付近でコーヒーが生産されています。気候はやや乾燥しており、過酷な環境、そして新しい土地(土が固く農業向きになりきっていない)という事もあり、環境に耐えられるように耐性の強いIH90などをまずは植えています。こうした開拓の取り組みには、プロジェクトを推進させる国の機関であるIHCAFEなどの農業指導や技術的アドバイスがいかんなく発揮されており、スペシャルティコーヒーの生産を行う事で地域を成長させる大きな基盤となっています。
モナルカ農園も2014年にスタートした新しいコーヒー農園で、スペシャルティコーヒーを生産に取り組み、自分だけでなく地域全体が成長し、人生が変わったと語ります。小さな農園でしたが必死に農地を開拓し2.5ヘクタール。年間30袋のスペシャルティコーヒーを生産しています。地域全体を綺麗にしようと農園のメンテナンスには力を注ぎ、熟成のピークを迎えた最高のチェリーの実を収穫しています。
家族の生活の改善と共に、しっかりとコーヒーの品質向上にも目を向け、昨年はパルパーを購入しました。引き続き農地の開拓とケアを重視しながら、乾燥エリアの整備も目標に掲げます。